細挽きは、ハンドドリップより力と時間がかかります。モカポットは細挽き、エスプレッソはそれよりさらに細かい、というのが一般的な順番です。当サイトは粒度を測っていません。
運営者が毎日使っているタイムモア栗子 S5 Proは、ドリップ中心です。このミルでエスプレッソのショットやモカポットを淹れた記録は書いていません。エペイオス Essence Goについて運営者が書いている一言は「とにかく軽く回る」で、細挽きの抽出は試していません。
マシン側は家でラテ・エスプレッソです。そちらのデディカの節では、手挽きでエスプレッソ用に挽くのはかなり大変なので、粉を買うか、電動ミルを用意する前提が現実的、と書いています。この記事はその前提を変えません。手挽きの目盛りが細かい側まで公式に示されているかを見る手順と、モカポットなら手挽きが候補に残る理由を分けます。
粗さの順番そのものはコーヒーの挽き目(粒度)の選び方です。はじめての一台の軸(刃の径、重さ、置き場所)ははじめての手挽きコーヒーミルの選び方です。
用途で分ける
| 用途 | 挽きの方向 | 手挽きとの相性 | このサイトで確認できること |
|---|---|---|---|
| モカポット | 細挽き。エスプレッソより一段粗い、と言われる | 1杯分なら、手挽きでも候補に残る | S5 Pro の公式目安に、モカの範囲がある |
| エスプレッソをたまに | もっとも細かい側 | 力と時間がかかる。刻みが細かいほうが合わせやすい、という一般論 | S5 Pro の公式目安に、エスプレッソの範囲がある。運営者はショットを淹れていない |
| エスプレッソを毎日 | 同上 | 手挽きは負担が大きい | 電動の選び方、またはマシン記事のカプセル・全自動 |
| ドリップが中心で、たまに細かい | 中細から細まで段階が要る | 外から目盛りを変えられる方式が扱いやすい | S5 Pro は1クリック15ミクロン(公式)。Essence Go は0〜80段階。エスプレッソの推奨番号は未掲載 |
商品ページで見る点
- そのミル専用の推奨目盛りがあるか。 ある数字は、その機種の出発点です。別のミルの「設定2」を写しても合いません。
- 1クリックの幅が書いてあるか。 S5 Pro は、外ダイヤル、1回転90クリック、1クリック15ミクロン(0.015mm)、と公式が説明しています。刻みが書いていないミルは、細挽きの再現をこのサイトでは判断できません。
- ゼロ付近で刃が触れないか。 S5 Pro は、ゼロ設定でもすき間は約0.075mm、偏った力では摩擦音が出ることがある、と公式が注意しています。細かくするときにゼロまで締めない、という読み方です。ほかのミルは各説明書を見てください。
- 1杯の豆の量と、回す時間。 公開レビューが書いた秒数の要約は、栗子 S5 Pro のレビューにあります。当サイトの計測ではありません。
- Essence Go は、推奨番号が未掲載。 掲載データは、0〜80段階で外側の目盛りを見る、という公式の説明までです。口コミの要約には、細かく挽くと時間はかかる、という注意があります。エスプレッソ用・モカ用の推奨番号は、このサイトにはありません。購入前に公式ページで確認してください。
S5 Pro の公式の推奨範囲は、エスプレッソ 0–2.0、モカ 1.0–3.0、です。プアオーバーとフレンチプレスの範囲も同じページにあります。出発点であって、豆が違えば動きます。全文の出典はレビュー側に置いています。
細挽きの条件だけで、2台を置くと
公式の目安(エスプレッソとモカの範囲)まで確認したいなら、仕様のうえで近いのは S5 Pro です。約910gは家に置くミルで、運営者の実感もドリップの毎日です。「エスプレッソが美味しかった」とは書いていません。
軽い力で回すことを優先するなら Essence Go です。細挽きの推奨番号が掲載に無いので、モカやエスプレッソ専用の一台としては、このサイトは勧めていません。ドリップと持ち出しの役割は2台の比較です。