ハンドドリップは、粉の量、お湯の量、挽き目、湯温、時間がそろうと、次の朝に同じ一杯へ戻れます。この記事は、ハリオが公開している V60 の基本レシピを、一杯分の数字に直したものです。運営者がタイマーで測った記録ではありません。ここで紹介するドリッパーやケトルを、運営者は使っていません。道具の口コミ要約はハンドドリップ道具のそろえ方にあります。
円すい以外のドリッパー(台形やウェーブ)は、穴の数もペーパーも違います。同じ注ぎを写さないでください。形の違いはコーヒードリッパー比較です。
先に、粉12gの一杯
ハリオの取扱PDFは、1杯(120mL)の目安を粉10〜12g、中細挽き、としています。サイトの基本レシピは、蒸らしが粉の2倍、その後の注ぎが3回で、1回が粉の4倍です。落ち切りは3分以内です。
12gを選んで、その倍率を当てはめると次のとおりです。168gという合計は、ハリオが「168g」と印刷している数字ではなく、2倍+4倍×3回を12gに掛けた計算です。10gにするなら、各湯量を10/12にしてください。
| 順番 | やること | 12gのとき |
|---|---|---|
| 準備 | ペーパーをセットし、全体が湿る程度にお湯を通す。サーバーに落ちた湯は捨てる | 粉を入れる前 |
| 粉 | 中細挽きを入れて、軽くゆすり平らにする | 12g |
| 蒸らし | 中心から、粉全体が湿る量。注ぎ切ってから30秒待つ | 24g |
| 1投目 | 中心から渦。ペーパーに直接かけない。粉の4倍 | 48g(ここまで計72g) |
| 2投目 | 同じ | 48g(計120g) |
| 3投目 | 同じ | 48g(計168g) |
| 終わり | サーバーに落ち切る | 杯数に関係なく3分以内 |
出典は記事の末尾です。出来上がりの120mLは、注いだ168gそのものではありません。粉が湯を含むので、カップに落ちる量は注いだ量より少なくなります。
湯温は、公式の基本レシピに℃が無い
2026年10月31日に開いたハリオの V60 基本レシピには、湯温の℃がありませんでした。沸騰直後を使うか、少し冷ますかは、そのページからは決まりません。
検索でよく並ぶのは、90℃前後から96℃前後です。浅煎りは高め、深煎りは低め、という説明もよくあります。これは一般論で、ハリオの基本レシピの数字ではなく、当サイトの計測でもありません。
温度をメモできるケトルがあるなら、最初の一杯は仮に93℃に置いてください。苦い、えぐいなら下げる。薄い、酸だけが強いなら上げる。仮の出発点です。温度の道具はドリップケトルの選び方です。
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挽き目は中細。クリック番号はミルごとに別
ハリオは中細挽き、と書いています。見た目のたとえと、ずれやすい方向はコーヒーの挽き目(粒度)の選び方です。
このサイトで、抽出方法ごとの公式の推奨範囲まで確認している手挽きは栗子 S5 Proだけです。プアオーバーの公式目安は 5.0–8.0 です。その範囲のどこから始めるかは公式が指定していません。範囲の中で一杯淹れて、次の節で一段だけ動かします。この数字を、ほかのミルの「5」に写しても合いません。
運営者が毎日使っているのは、この S5 Pro のグリーンで、使い方はドリップ中心です。上の12gレシピを、そのミルで計った秒数は残していません。選び方ははじめての手挽きコーヒーミルの選び方です。